レタス
レタス
肥沃な土壌と美しい水に恵まれた島原半島の中でも、雲仙岳を南に望む有明地域は比較的高地で、レタス・白菜などの葉物野菜の栽培に適しています。
ご紹介するのは、若き農家・森崎雅也さんが栽培するレタスです。有明地域では秋・冬・春と長い期間にわたって栽培されますが、寒さが厳しい冬には防寒用シートでトンネルを作り霜や雪から作物を守ります。手間をかけて栽培したレタスはみずみずしく、食感にハリがあり、とても美味しいと評判です。
塩玉ねぎ
塩玉ねぎ
南島原市深江町の風土豊かな土地で、廣瀬丈洋さんにその名の通り「手塩にかけて」育てられた塩玉ねぎです。
その栽培方法は特別です。生育途中の玉ねぎにチベット岩塩を溶かした水を散布します。ストレスを受けることにより育成がじっくりと進みます。玉ねぎ特有の辛味抑えられ、甘み豊かで、かつ身じまりの良い美味しい玉ねぎに育ちます。
殺虫剤は不使用、農薬の使用も最小限に抑えた減農薬栽培です。
苺
苺
「美味しい苺の栽培方法研究し続けて、10年かけてやっとこの味にたどり着きました」と語るのは雲仙市にある石尾農園の石尾照彦さん。農薬を極力使わずに苺そのものが持つ生命力を活かして育てた「かおり野」は糖度が非常に高く、味が濃いのが特徴です。果物特有の「スジ感」が少なく、また表面の種も口の中でサッと溶けてしまうほど。とても爽やかな食感です。
虫や病気を防ぐために、農薬ではなく農業用アロマを炊く、特性の違う2種類の蜂(マルハナバチ・ミツバチ)を利用し受粉を安定させるなど、研究の中でたどり着いた様々な取り組みから、美味しい「かおり野」が生まれています。
フルーツ人参
フルーツ人参
雲仙岳の麓にあり、水はけがよく肥沃な土壌の有明エリア。ここでフルーツ人参を栽培している農家の宮崎光平さんです。
栽培期間中に農薬や化学肥料を使うことなく丁寧に育てられた人参は、臭みがなく甘みが強いのが特徴。生のままでも調理しても美味しくいただけます。人参嫌いな方やお子様にもお勧めです。旬は冬期ですが、春から初夏にかけても出荷しています。
ミニトマト
ミニトマト
「名水百選」のひとつ島原湧水群の良質な水に恵まれた三会(みえ)エリア。ここで様々な品目を栽培している松本国光さん・竜馬さん親子です。初夏に出荷のピークを迎えるのが「アイコ」というミニトマトの一種。果肉がしっかりとしていてゼリーが少ない、大人にも子供にも人気の品種です。
熟しても実割れが少ないことから店頭でも扱いやすいと流通面でも評判です。